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駐車場付近で地震が発生したら・・・

もし機械式駐車場で地震が発生したら

2018年に入ってからも、わが国では、震度5以上の強い地震が発生しています。6月18日には、大阪府北部を震源とする、震度6弱の地震が発生しました。この地震の発生直後、機械式駐車場のオーナー様や管理会社様の中には、利用者から「装置が動かない」「車が出せない」といった連絡が相次いだところもあるようです。

 

そこで今回は、機械式駐車場において地震が発生した場合の対応について、ご説明したいと思います。

まず強い揺れを感じた場合は、直ちに機械式駐車装置の操作を中止し、駐車場内および駐車場周辺にいる人を避難させる必要があります。また、駐車場の出入口に、車や機械の部品などの破片が落下していないかどうかを確認してください。地震が起こった瞬間、オーナー様や管理会社様がその駐車場にいるケースはあまりないと思いますが、仮にその場に居合わせた場合、このような注意が必要となります。

 

そして、装置の運転を再開する場合は、必ず始業点検を行い、安全を確認してください。安全を確認するまでは絶対に動かさないようにしてください。メンテナンス会社に協力を仰ぐのが良いでしょう。
もし、異常がある場合は、無理に装置を作動させるようなことは避けてください。なお、利用者に対しても、張り紙などにより周知させる必要があります。オーナー様と管理会社様が緊密に連携を取ることがポイントとなります。

震度5以上の強い揺れが起こったら

震度5以上の強い地震が発生した後に、機械式駐車装置を操作することは大変危険です。操作すると、車や装置が破損する恐れがあります。機械が損傷したり、車両の位置がずれたりすることにより、大きな二次災害に発展する可能性があります。ですので、装置は絶対に動かさないようにしてください。

そして、異常の有無にかかわらず、メンテナンス会社などに連絡し、専門技術者の点検を受けてください。外観だけで痛んでなさそうだと判断するのは非常に危険です。

さらに、地震による火災が発生している場合は、当たり前ですが消防署や警察などへの連絡も必要となってきます。

以上述べたような、地震発生後の機械式駐車装置の処置と運転再開の詳細に関しては、公益社団法人 立体駐車場工業会による資料(下記リンクのPDFデータ)にも記載がありますので、ご参照ください。

 

「機械式駐車装置で地震が発生したら」(URL: http://www.ritchu.or.jp/common/pdf/info20160418-01.pdf)

 

計画停電への対応

当然ですが停電中は、機械式駐車場が使用できなくなります。仮に計画停電が実施される場合には、機械式駐車場の装置が作動していないことを確認したうえで、運転操作盤の電源を切ることが推奨されています。なお、事前に利用者へ通知をし、場合によっては車を装置の外へ移動させることも必要となってくるかもしれません。

 

今後も強い地震が発生する可能性があります。強い揺れを感じたら、ただちに機械式駐車場の操作を中止しましょう。そして地震がおさまった後も、オーナー様や管理会社様が、自らの判断で操作をすることは絶対に避けてください。オーナー様、管理会社様、メンテナンス会社様全員の協力のもと、安全に再稼動するための方法を議論することが大切です。

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